わかさぎ

感じたことを書きます。

明太子遠征の思い出⛲️

公園に行こうよ、だんだん目が冴えていろんなものが見えてくるから ホームへの入場券を握りしめて鈍行列車に乗って13時間。線路は続くよどこまでもがフィクションじゃないことを知った。 7世紀頃、唐の侵攻を憂慮して派遣された防人たちもこんな気持ちだった…

靴下の履き方

数を積み重ねることに喜びを覚えると、加速度的に擦れは進む。たぶん一即一即が作業になってようやくナンパ師としては一人前。少なくとも僕の知る凄腕たちはみんなそんな風に見える。いちいち色ボケしていたらキリがないし、そういう人は淘汰されていく。男…

味噌遠征の思い出🎡

観覧車回れよ回れ想ひ出は 君には一日僕には一生 ナンパのために旅行するなんて馬鹿じゃない?そんなことを思っていた時期もあった。 あの頃の自分はどこに行ったのだろう。そろそろ捜索願を出さないと大変なことになりそうだ。まあ、かなりの確率でもう手遅…

100即して

誰にだって、足音なんか気にしないで玄関をヒールで飛び出した夜がある。自分にとってのそれは、夜の繁華街へと足を運び、出会いを求めた日々。 いつも通り電車で1時間ほどかけて眠らない街へと向かう。途中、トンネルを抜けると車窓から見える大阪平野の夜…

端緒

「お姉さん!これ落としましたよ!」 進学で上京した親友に久々に会うために僕は東京を訪れた。混沌とした日本一の繁華街を初めて歩いたとき一際印象に残ったのは、夜の歓楽街を彩る仰々しいネオンサインでも、京都にあるどの建物よりも高いビルでも、目眩が…